2018.09.30 |ブログ

ご挨拶

ペルシュカウンセリングルームのホームページを閲覧頂きまして、誠にありがとうございます。
ホームページのリニューアルに伴い、ブログを始めることになりました。

さぁ、いざ書こうとパソコンをひらいたものの、、、ブログって何を書けばいいんだ!?と
頭が真っ白になったのが、約1週間前。
とはいえ「このままでは何も進まない」と思い立ち、とりあえず書き始めました。
第一回目という事で、私自身の事を紹介し、ご挨拶に変えさせていただこうと思います。

30歳も過ぎたころ、それまでの仕事を辞めてカウンセラーになろう、となぜかそのまま渡米しました。
何故カウンセラーになろうと思ったのか、、、
まぁ、いろいろあったのですが、今回はややこしい話はさておいて、ザックリと。

20代の私は我が強く、瞬間湯沸かし器のように様々な事に怒っておりました。
(友人に言わせると、今も気の強さとキツさは、少々見え隠れしているようですが)
20代も後半にさしかかると、今度は怒りのコントロールをし過ぎて怒らなければならない場面でも、怒れない人間になっていました。
「こんな事で腹を立てるなんて、器が小さいと思われる。」と、思っていたんですね。
なんせ昔から『器の大きな人間』にあこがれて、人生の目標にしていたほどですから、怒りのコントロールはさほど難しくはなかったように思います。(後にこの我慢が問題になりましたが)

こんな私を慕ってくれる弟や妹みたいな存在の友人も多く、トラブルに巻き込まれる事も多かったので、まず興味を持ったのは法律でした。
六法全書を読んで「面白い」とは思いましたが、覚えるとなると、、、無理。難しすぎて。
しかも、推理小説や刑事ドラマ、法律関係のドラマや映画が好きだった事もあり、その方面の法律は読んでいて楽しかったのですが、それ以外はさっぱり。
ま、それ以外の法律に全く興味がなかったんですね、残念ながら。

そんなこんなで何年も過ごし、一息ついて考えると、「私ってなんだかんだと相談される事が多いな」と感じました。
どうせ悩みを聴くなら、仕事にしてしまえっと勢いで、、、渡米。

曾祖父母が昔カナダに住んでいて、祖父の兄弟が米国国籍である事で、私にとって米国は遠い国ではなかった事、米国ではカウンセリングを受ける事が日常の一部になっているので、情報が多い事など、熟考した結果、、、というよりは、それをとりあえずの理由にしておいて、ぼちぼち将来を考えよう、、、という気持ちであったことは、ここで白状致します。(お父さん、お母さん、ごめんなさい)

卒業の半年前まで、そのまま米国に残るか帰国するか悩みました。
そんな時に、とある人から「米国の大学を卒業した人は米国に大勢いるけど、日本人で米国の大学を卒業した人は、少ない」と言われ、なるほど納得。
勉強しながら本気で心理関係の仕事に就きたいと思っていた私にとって、カウンセラーを目指すのは自然な流れでした。
その中で、「誰のカウンセリングをするか」を考えました。
アメリカ人のカウンセリングはアメリカ人がするだろうから、日本人へのカウンセリングはやはり日本人だよね、でも日本にはカウンセリングを受ける習慣ないよね、、、と思い、それと同時に今の日本にはカウンセラーが必要だとも思いました。そして「日本人のカウンセリングをする」という結論に達した次第です。
決めたら即。
迷いなく日本に戻り、そのままカウンセラーになる為の学校に入学。
その間半月くらいでしたでしょうか。
怠け癖のある私がダラダラ時間を過ごしていたら、いつまでもやらない、と自分の性格をよく知っていたので、考える前に、まず行動。ついでに中型バイクの免許も取りに行き、行動範囲を広げる事も忘れず。
突っ走り型の私がカウンセリングの学校で出会った、「え、ちょっと待って」と止めてくれる仲間と共に勉強し、仕事を始めました。

この仕事を始めてから、カウンセラーがいかに必要か、どんなにすばらしい仕事であるか、そして人の心の難しさ、、、様々な事を感じています。カウンセラーを辞めるまでずっと学びです。
でも、うつ向いていた人が顔を上げ笑顔を見せてくれる瞬間、「ありがとう」と笑ってくれる瞬間、そんな顔を見るたびに「いい仕事だな、カウンセラーって」と思い、皆の笑顔は私をとても幸せな気持ちにさせてくれます。

本音を言うと、どこのカウンセリングを受けてみてもいいと思っています。
悩んだ時、どうしようもなくなった時に「カウンセリングを受ける事」を選択肢にいれてもらいたい。
まずはそこからです。

1人のカウンセラーが関われる人数は限られています。
それでも、身近な人やご縁がある人達の話は聴いていきたいという思いで、このカウンセリングルームを塩崎と開きました。
私達に話す事で心が軽くなる人がいてくだされば幸いです。

つたない文章ですが、読んでいただき有難うございました。
今後も宜しくお願い致します。
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