2019.02.12 |ブログ

弱さと向き合う機会

さて、お久しぶりの酒井です。
ブログを塩崎に任せて何をしていたのかというと、、、停滞中でした。(笑)
1月は風邪で体調を崩してからボンヤリとしてしまい、「何もする気がおきない、、、」と日中の仕事以外は、ほぼほぼな~んもしていませんでした。
止めてしまった歩みを再び動かす事は、なかなか出来ない事だと知っていたので、歩みをとめないようにしてきたつもりが、、、
以前に書いたブログのタイトルである「やる気スイッチ」を一瞬探そうとまで思ってしまいましたが、まぁそんなスイッチが簡単に見つかるわけもなく。
そしてスイッチは自分で動かないと見つからないものだ、と自分自身に言い聞かせ、再び歩き出した次第でございます。
恐るべし「やる気のない自分」
気持ち的にしゃがみ込んでジッとしている感覚でした。
なぜこんな話を書くのか、カウンセラーなのに、と思われる方もいらっしゃると思います。
ですが私もただの人間。
弱さも情けなさも、自信のなさも合わせてもっております。
人はみな弱さを持っています。
だからこそ強くなろうとするし、弱っている誰かに手を差し伸べる事ができるのではないでしょうか。

停滞期間が長ければ、それだけ歩みだす事に対してハードルは高くなります。
もちろん、ある日ヒョイと歩き出せる人もいますが、そうではない人の方が多いのです。
塩崎ブログにもあった『不安』。
再び歩き出す事は、その人たちにとってどれだけ不安があるのか。
歩き出した先にある不安よりも、ただ一歩を踏み出す事自体に不安を感じてしまう。
そんなクライエント様のお話を今まで幾度となくお聞きしてきましたが、不安の感じ方や原因はそれぞれ違い、それぞれの方がとても辛い気持ちと戦っていらっしゃいます。
お話をお聴きしていて、いつも思う事があります。
それは「今まで想いを1人で抱えて生きてこられたんだ」「1人で戦ってこられたんだ」という事、そして「いままで1人でよく頑張ったね」と涙が出てきそうになります。
私自身、自分が弱い事を知っています。
だからこそ、強くありたい、弱っている人に手を差し伸べたいという想いがあるのだと思います。

どんな想いがあるのか、それもまた人それぞれです。
話せる人がいれば話す。
話したくないのなら書いて整理をして、自分を知る。
自分が認めたくない自分の弱さが出てくる事もあるかもしれません。
人間には4つの自分があると言われています。
『自分は知っているが他人が知らない自分』『自分も他人も知っている自分』『自分は知らないが他人が知っている自分』そして『自分も他人も知らない自分』
自分が認めたくない自分にはどんなものがあるのか。
弱さ、嫉妬、妬み、意気地なさ、悪意、、、など様々な負の感情が絡み合っているのではないかと思います。
誰もが持っているであろう、それらの感情に罪悪感はいりません。
大切なのは、それらの感情に囚われない事です。
囚われない為にはどうすればいいのか?
ただ、認めればいいのだと思います。
悪意がまったくない人間なんていません。
私も他人を羨ましいと思う事などしょっちゅうあります。
でも、どれだけ努力しても、その人にはなれないのを知っています、、、というか、同じになる必要もない事を知っています。
時には自分負の感情に目を向け、認める事も大切ですが、それなら正の感情を考える時間を作ってはどうでしょうか。
『自分は知らないが他人が知っている自分』の中に、自分では気づいていない良いところがきっとあります。
私もそうですが「なんで自分はこうなんだろう」という部分にばかり目を向け、「自分ってなんて素晴らしい」と思う事はほとんどありません。
勿体ない。
いや、ほんとに。
一度、自分の良い所を考えてみませんか。
「いや、ない」と思われる方。
まぁ、そう言わずにじっくり考えて。
そしてどうしても見つからなければ誰かにそっと聞いてみるのもいいかもしれません。
そんなこんな書きながら、「私も自分の良い所をもう一度考えよう」と思っています。

なんとなく今の自分で書ける事を書いたので、とっ散らかった文章になってしまいました。
ぼちぼち進みながら書いていくので、今後も塩崎共々、宜しくお願い致します!
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